9/5(火)、愛媛県東温市井内の古民家「人空田」にて、観劇してきました!
※会場の「人空田」について↓↓
もちろん、ここは小劇場ではありませんが、よくお邪魔させていただいています。
東温市井内地区は、棚田の景観でも有名です。機会があればぜひ足を運んでみてください。
古民家にて「岸田國士」作品2作を上演
東温市を拠点としている「世界劇団」さんが9月9日、10日に香川県高松市で行われるマエカブ演劇フェスティバル2017に参加します。
今回は、そのために創作した作品の本番前の試演会という形での上演。
現在、東温市で推進している「アートヴィレッジとうおん構想」と絡め、中山間の井内地区の古民家が利用されました。
上演中の写真はありませんが、舞台はこの一室。
縁側の外に出る場面もあり、外から聞こえる虫の鳴き声など、作品の雰囲気、時代背景にすごく合ってました。
明日は天気
一作品目は、「明日は天気」という岸田國士さんの作品。
演出を東温市の地域おこし協力隊の高山さんが担当しました!
湘南に海水浴をしに滞在するも、天気に恵まれず、海へ出れずに宿の中で過ごすはめになってしまった夫婦のやりとり。結婚生活のマンネリ感がありながら、やりとりの中にちょっとした幸福感が見られるところがうまく表現されてました。
改めて、「演じる」ってすごい。
ヂアロオグ・プランタニエ
二作目も岸田國士さん「ヂアロオグ・プランタニエ」という作品。
こちらは、10分程度と短く、女性二人のお芝居でした。
個人的に、シンプルで短いけど印象に残る短編小説が好きなので、、そんな小説を読んだ気分になりました。
(わかりにくい感想ですいません..)
2作品とも舞台は昭和初期の戦前・戦時中。
東温市井内地区の地元の方々もたくさん来られていました。
感想は聞けませんでしたが、違った感覚で思い出しながら観劇していたかもしれませんね。
まあ、とにかくいい雰囲気でした。
東温市を拠点に活動している「世界劇団」さん
今回出演された「世界劇団」の皆さん。(※右端は演出でかかわった協力隊・高山さん)
世界劇団は、東温市を拠点として、医師と医大生で構成される劇団です。
(※HPはこちら→http://worldtheater.main.jp/)
▼今回の2作品が上演される9月9、10日のカブフェスの情報はこちら↓
【公式】カブフェス|マエカブ演劇フェスティバル - 株式劇団マエカブ
(世界劇団さんの出番は、9/9は12:30~、14:00~、9/10は12:30~、14:30~です。)
頑張ってきてください!
また機会があれば、東温のいろんな場所で上演していただきたいです。
▼世界劇団ツアーの案内
もう一つお知らせです。
世界劇団さんは、この11月、12月で愛媛、北九州、広島で三都市ツアーをされます。
日本演出者協会主催の若手演出家コンクール2017において、先日一次審査の通過が決まった本坊由華子さんが脚本・演出を担当する作品です。(89名のうち15名に中四国から唯一選ばれてます!)
今回の三都市ツアーは二次審査の対象作品だそうです。
同世代で活躍されているので、ぜひ頑張っていただきたいです。
愛媛、北九州、広島の方は、ぜひ劇場へ!