TOON BLOG

2017年4月より愛媛県東温市に移住しました。

基隆山〜阿妹茶樓【2025.03.02】

4日目。九份のカプセルホテルで朝5時に起床。シャワーを浴びて荷物をまとめる。誠品書店で買った「森崎書店の日々」を読みはじめる。まだ外は暗い。相方が起きて来るのをロビーで本を読みながら待つ。準備して8時ごろに出発。

今日は九份にある「基隆山」に登る。九份には一泊して翌朝ハイキングがおすすめ。ショッピングよりハイキング。お金もかからず満足度が高い。ファミマでコーヒーと朝ごはんを買ってから、登山口まで歩く。

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ファミマのコーヒーがふつうに美味しかった。1日我慢したからかもしれない。階段になっている道をひたすら真っ直ぐ登っていく。一歩一歩。コーヒーを飲み干す。階段がだんだんと急になってくる。

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途中、座って景色を眺めたりしながら、ひたすら足を進める。遠くの台北101も見えてくる。汗が止まらない。けど、休憩しながら眺める景色は最高だった。適度な疲労感と気持ちのいい空気。

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無事山頂に到着。高さは588m、距離は1km程度とハイキングにはちょうど良い。天気もよく日中の気温は28度くらいあったから、朝のうちに登ってよかった。降りですれ違う人たちは汗だくだった。

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下山した足でそのまま、昨日は諦めた「阿妹茶樓」へ。昨日も思ったけど日本語で「あめおちゃ」と書いてあるのは消したほうがいいと思う。台湾の店は所々へんな日本語を入れてるけどやめたほうがいい。何かを台無しにしている気がする。

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今日はいい時間に来れて、タイミングよく並ばずに窓際の席に座れた。慣れた感じの店員のおばちゃんに淹れ方を教わって、阿里山のお茶を楽しんだ。早口の日本語でおもしろかった。

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緑茶。5煎目まで味や香りの違いを感じながら、お菓子といっしょに。おいしい。コーヒーより煎茶が好きかもと思う瞬間はよくある。小さなコップで何倍飲んだかわからないけど、何度もお茶を淹れながらかなり長居した。

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ハイキングの後で疲れてたのもある。眠たくなってきた。とはいえお腹が空いたので、ごはんを食べに行くことに。

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人混みから少し離れた隠れ家的なカフェ「角 轉」。 昨日はコーヒーだけ頼んで、外の席で長居したお店だ。レンガ造りでこじんまりとしていて、ちょっとイケてそうな店構え。

けど入ってみるとおじさんがパジャマ姿でだらしなく営業している。愛想もよくない。お客さんは少ない。けどコーヒーにお菓子おまけしてくれたりする。無愛想だけど優しいタイプのおじさん。奥のテラスではおばあちゃんたちが談笑している。昼すぎなのに同じくパジャマ姿で、たぶん昨日と同じメンバーだ。

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炒飯を注文。なぜか炒飯がおいしい店。しかも安い。80元。家庭的なシンプルな炒飯に「肉鬆(ロウソン)」という豚肉を炒めて乾燥させた保存食のようなふりかけが乗っている。混ぜて食べると美味しかった。お腹が満たされてさらに眠くなる。ここでも長居してから、バスに乗って西門(シーメン)に帰る。疲れてたけどせっかくなので、西門の本屋さんを探してみた。

飛地 nowhere【2025.3.2】 - ekito coffee