(※写真は市内の隠れおすすめスポット。息子ではなく、子どもはできておりません。)
早いもので、ここ東温市にきて4年目になりました。ということは、このブログも始めてから4年目に突入です。
毎日書いていたり、忙しいふりをしてさぼっていたり、いろんな時期がありましたが、なんだかんだ書き続けています。移住体験記なのか、東温市の広報活動なのか、ただただ自分のための記録なのかよくわからないスタイルです。
移住して1年くらいのときに書いた記事。東温市に地方移住した者としての視点で、ときどき「東温市のいいとこ」まとめてます。
あんまり嘘は書いていないと思うので、愛媛県や東温市に興味のある方に役立ってくれていたらうれしいです。
移住して1ヵ月のときも、1年のときも、3年以上経った今も、「いいな」と思ったところは実はそんなに変わっていません。
愛媛県東温市に移住してみて
改めて、3年間の地域おこし協力隊の期間を終えて・・・と、今更書こうとしても難しいのですが、これまでの記事を読み返してみると自分でも気づきがありおもしろいです。
先に述べた通り、東温市の「いいな」と思うところは、移住したばかりの初めの印象とそんなに変わりません。ありきたりな表現となってしまいますが、それほど田舎過ぎず「ちょうどいい街」です。
ブログでもいろんなとこに行ったことや体験したことを書いてますが、4年目の今もまだ知らないことばっかりで、行ったことないとこも多く、楽しめてます。(たとえば、白猪の滝でキャンプできると知ったのは最近です。)
いちばんは自然が近いことですね。山、川、公園、いい景色、キャンプ場、夜景、おいしい野菜。人口密度が低く、人と人の距離がちょうどよい。これは大阪からこっちにきたときに物理的に感じたこと。あと、災害も少ない。小さな動きが盛んで、アートヴィレッジの動きも含め、市民や行政がまちづくりに積極的なイメージ。個人でがんばっておられる個性的なお店や人が多い。また、たぶん移住者も増えている。こういう空気感のおかげで「なにかしよう」というときに、ちょっと前向きになれる。のだと思う。
アートヴィレッジとうおん構想
ぼくが移住してきた2017年に、「アートヴィレッジとうおん構想」という市の取り組みがはじまった。今となっては、このピンクのチラシが懐かしい。
東温市でまちづくりの活動に関わる中で、この「アートヴィレッジとうおん」の動きには大きな影響を受けました。
そもそも、小劇場の演劇とか観たことなかったし、きっとシタール弾くおっちゃん(協力隊の同期)に遭遇することも、いろんなジャンルの音楽を知ることもなかったでしょう。(まして、自分が舞台に立つことになるなんて)
そう考えると、行政がアートを推進していることで少し人生が豊かになっているかもしれません。
▼アートとまちづくりについて
・アートとスポーツのあいだ(2018.11)
・「地域×アート」の胡散臭さの解消法を考える(2018.1)
・これからのまちづくりに、なぜ「文化芸術」が必要か?(2017.7)
・アートに惜しみなくお金を払う「まちづくり」がしたい。(2017.6)
かなり個人的な見解・感想ですが、「アートとまちづくり」に関して学んできたことです。興味がある方は、これらの記事もお読みください。
▼東温市の文化政策についても
「地域おこし」「まちづくり」を考えるとき、その地域が守ってきた伝統文化との関りは避けられないのだなと思いました。
来たばかりのときは、合理的でない伝統なんてなくてもいいじゃん、と思う部分もありましたが、地域の行事にたくさん参加していく中で、そうでもないということを少しずつ理解しました。移住者としても、少しでも興味を持つことは大事かもしれません。
アートヴィレッジとうおんの取り組みに関しては、今年も新しい地域おこし協力隊が入ったり、さまざまな企画がなされているので今後も楽しみです。
横河原でコーヒーと本の出店をはじめた
4年目に入り、新しく始めてゆっくりですが形にしていることは、朝のコーヒー出店です。これは移住してからできた様々なつながりのおかげで継続できています。だいたい朝はここにいるので、お客さんとして来てくれるとうれしいです。
こちらにも書いているように規模を大きくしよう、もっと売り上げよう、とは考えていませんが、「東温市を訪れるきっかけに」「東温市を知るきっかけに」という思いは、地域おこしの仕事のときと変わりません。
東温市地域コーディネーターも引き続き
地域おこし協力隊の2年目から引き受けている「地域コーディネーター」(※正式名は、学校家庭地域連携なんちゃら) も、コロナでストップしていましたが、この9月末から始まりました。市内小学校の放課後教室や土曜課外活動の企画や運営をしています。
今年度は、回数も少なく、いろいろと配慮することが多く大変かもしれませんが、学ぶことも多いと思います。
(※こちらは、興味のある方はボランティアスタッフさんも募集しているので、ぜひ...!)
東温市でこれからやりたいこと
任期を終えてから1年目で、たぶん大事な年なんですが、コロナを言い訳にあまり積極的に動けていませんでした。うまくいかないことだらけですね・・。
これまでやってきたイベントや、新しく企画していたこともできなかったのが残念です。「ああ、協力隊おわったからもうやらないんだな、」と思われるのが少しだけ気がかりです。なかなか会わなくなった方、行かなくなった地域もあります。来年はできたらいいな。どろんこサッカーも、ブックキャンプも。
あまり先のことを計画的にするのが苦手なので、「今後どうするの?」という質問がいちばん苦手です。そして、いちばんよく聞かれることです。ですので、いつもその時点で現在やっていることや興味のあることを正直にお答えしています、たぶん。
・東温K-Luzの活動
・無人図書館 or 本屋をつくる
・各種イベント企画
・TOON BOXの運営
・横河原ぷらっとhomeの活用
・駅と珈琲
長くなるので、東温市に関わることを一部のみ箇条書きにしてみました。
「東温K-Luz」の活動も、もうちょっと認知度上げて、結果も出せるように頑張りたいですね。まだわかりませんが、法人化や総合型スポーツクラブの話も出てきてます。あまり発信してないけど、実はいちばん時間と熱量かけてることかもしれません。
協力隊の活動としてはやっていませんでしたが、スポーツで少しでも地域に関われたらいいですね。
あと、最近はこれ考えてます↓↓
その他の項目は、地域おこし協力隊のときの活動を継続・発展させていけたらいいなと思っています。
4年目も、もう半年が過ぎました。2020年が終わってしまう・・・。
今後ともよろしくお願いします。
(※いろいろとリンク貼り付けて省略してますが、過去の記事も読んでいただけるとうれしいです。)