TOON BLOG

2017年4月より愛媛県東温市に移住しました。

朝3時間だけしか営業しない理由。【駅と珈琲】

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こんにちは。

また久しぶりに更新します。ときどきぽつぽつと文章も書いていけたらな、と思います。

秋らしく涼しくなってきました。午前8時半。自分で淹れたホットコーヒーを飲みながら、店番しながら、ふと思い立ってスマホでぽちぽち書いてます。

駅と珈琲のこと

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今年の2月ごろから、東温市の横河原で「駅と珈琲 ekito coffee & books」という屋号でコーヒーと古本のスタンドをはじめたのですが、あまりこのブログでは触れてませんでした。

本当は、はじめるときのこと、はじめてからのこと、これからのことなどなど日々書いていこうとしていて、ブログも別で立ち上げようとしてたのですが・・・。

とくに書かずに忘れていました。ということで書いておこうと思うのですが、もう半年以上になるので、これまでのことを改めて綴ってしまうとかなり長くなってしまいます。

ですので、思いつきで書いておきます。とりあえず、今回はタイトルにもしている「朝3時間しか営業しない理由」についてです。(長くなるかも)

 

朝3時間しか営業しない理由

コーヒー出店を始めてからよく聞かれるのが、

"昼から何してるんですか?"

"なんで朝だけしかしないんですか?"

"昼もやったらもっと儲かるのに。"

"本業は何やってるんですか?"

・・・といったことです。(お店は、基本的に平日の朝7:30〜10:30の3時間のみ営業しています。)

今回は、この辺のことにお答えできればと思います。

ぼくは、2020年の3月末で3年間の東温市の地域おこし協力隊の任期がおわり、4月から個人事業主という形で日々を送っています。

地域おこし協力隊からフリーになるときに決めた3つのこと

地域おこし協力隊のときから複業はOKだったので、いろいろなことを仕事としてもやっていました。(コーヒーの出店も、イベントでは何度もやらせてもらってました。)

協力隊の任期を終えて、フリーで仕事をするにあたって、ぼくが決めていたことが3つあります。

①3時間以上働かないこと。

②5万円以上稼がないこと。

③3年以上続けないこと。

この3つです。

(もっとたくさんあるのですが、ほぼこれに関連します)

これ、考え方によっては「甘えている」「もっと働けよ」と言われてしまうので、自分の中だけで決めていて、あえて口にすることはなかったのですが・・・

意識しているのはこの3つです。

ちょっと深掘り(言い訳)していきます。

①3時間以上働かないこと

これは、「1日に3時間以上働かない」という意味です。あと、①〜③すべてに共通するのが「ひとつの仕事で」ということです。

つまり、

①ひとつの仕事で、1日に3時間以上働かない。

②ひとつの仕事で、月に5万以上稼がない。

③ひとつの仕事を、3年以上続けない。

正確には、このようになります。↑

※数字に関しては、厳密に守るというよりは多くなりすぎないように意識しています。

なぜ、3時間以上働かないのか

もちろん3時間以上の作業をすることもあるのですが、自分でコントロールできることはできるだけ3〜4時間程度に抑えています。

働くのを短時間と決めているのは、

・身体を壊さないため

・集中を切らさないため

・習慣化するため

・他のことを楽しみたいため

以上のような理由からです。

まず、ここが8割くらいの理由なんですが「身体を壊さないため」。個人でやっていると、自分が動かなければ全てストップしてしまいます。当たり前ですが、無理して長時間働いて(肉体的にも精神的にも)身体を壊すことは避けたいです。

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特に、コーヒー出店に関してはこのように外でやっているため、暑さにも寒さにも弱いです。

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(※9月現在は、こんな感じで立派な屋根のしたでやらせていただいており助かっています)

まだ働き盛りの20代が甘ったれんなと言われればそれまでですが、"ちゃんと働く"ためにも、やっぱりいちばん大事にしたいことです。

また、ぼく自身が集中できるのも3時間くらい。気持ち的にも、質が下がるのを防いでいます。

駅と珈琲に関しては、「朝のコーヒーと本の時間を作りたい」というお店自体のコンセプトもあります。朝、コーヒー飲んで出勤したり、ここきっかけに横河原から東温市内の他のスポットに足を運んでもらえたらと思っています。

自分が店をするにあたって避けたかったこと

もう一つ、これはお店をするにあたって避けたいな、と懸念していたことなんですが、一日中(半日でも少し長い) 仕事をしてしまうと、他のお店に行けなくなるのです。また、新しいことをする余裕もなくなるかもしれません。

このブログをお読みの方はわかると思いますが、結構いろんなところに行くのが好きで、「お店をする」よりは「お客さんとして行く」タイプです。接客は下手くそなので、ほんとうは大人しくサービスを受ける側がいいです。

(もし東温市内に本屋さんやコーヒースタンドがあったら、「駅と珈琲」は始めていなかったかもしれません)

そういえば、かなりの頻度で行っていた「もりの精」さんもお店はじめてからあまり朝行けなくなりました。

ですので、自分が活動できる余白を大事にしたいというのも「3時間だけ」と決めている理由です。

②5万円以上稼がないこと

これも①と同じく、「ひとつの仕事で」です。

月に5万円以上の利益は出さないようにしています。厳密にそれ以上収益を出しているかどうかではなく、感覚として、「それ以上を求めない」ようにしています。

そして、出た利益もコーヒーの道具や勉強に投資して、ゆっくりと、少しずつでもおいしい珈琲が淹れれるようになれたらと思っています。売り上げのためにとにかく数や時間を増やすのではなく、質を高めたいと思っています。そこに関しては、まだまだなので・・・

ほかの仕事もしていますが、そちらでもこの考え方は意識しています。物理的な作業が伴う場合は特にです。

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コーヒーに関しては「売り上げ」をほとんど気にしていません。あえて数値目標をあげるとすると、コーヒーで多くても「1日20杯」程度です。

「売れなかったなー」とか、「今日はたくさん売れた!」とかに、一喜一憂したくないのも理由です。これをしてしまうと、よくないと分かっていてもお客さんが「お金」に見えてしまうかもしれません。

イベント出店を何度もしてきましたが、たくさん売れるときとそうでないときがあり、気づけば「おいしい珈琲を淹れる」より「早くたくさん売れる」を意識してしまうときがありました。(イベントのときはとくに利益度外視でその場が楽しければいいと思ってます)

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古本に関しても同様に「自分がいいと思う本」よりも「売れる本」「利益のでる本」を優先してしまうかもしれません。

稼ぐ上限を(低めに)決めておくと、これを防げます。

あと、これは出店を始めてよかったことの一つなんですが、その時間で「朝ゆっくりと珈琲を飲みながら本を読む」習慣がつきました。これは、個人的には「お金」という価値以上によかったことです。

▼参考になる書籍

このあたりの感覚は、これらの書籍も参考になります◎

「ゆっくり、いそげ~カフェから始める人を手段化しない経済~」

「月3万円ビジネス」

③3年以上続けないこと

これも誰にも言ってませんが、最初に決めました。「ひとつの仕事を」3年以上続けないこと。これも①、②と同じく、感覚的なことで、「3年後に辞めます」という意味ではありません。「いつでも手放せる気持ちでいる」ということです。

コロナは関係なく、時代は変わり続けているので

・固執しない

・こだわらない

・変わることを恐れない

ということは大事だと思っています。ただ同じことをずっと続けることは、リスクでもあるし、いくら儲かってもなんとなく楽しくありません。複数のことをしているのも、同様の理由です。もちろん続けることも大事なんですが、積極的に手放したいと思っています。

また「終わりを決めること」で頑張れるという面もあります。逆に、期限がないといつまでも上を求め続けてしまいます。(これは、②の「上限を決める」と同じような感覚です。)

地域おこしの仕事をしていると「一過性ではいけない」「継続できる形でないと意味がない」と言われます。個人の「移住」から「定住」においても、似た考えが一般的かもしれません。定住しないといけない、と。

よくも悪くも、ぼくはこれまでにひとつの会社で長く勤めたことがありません。前職は1年半くらい。これまで、バイトも入れると20種類くらいの仕事(と呼ばれるもの)をやってきましたが、どれも3年以上続けたことはありません。

けど、スティーブ・ジョブズじゃありませんが、いろいろやってたおかげで「点と点がつながる」みたいな小さなことは結構あります。

もちろん長い期間ひとつのことをしている人を尊敬します。大事なことだし、それで得られるものも大きいはず。

学び続けることは忘れないけれど、「長い時間」で担保された関係やスキルより、短くても「ゆるいつながり」や「新しい考え」に柔軟でいたいと思います。

▼おすすめの書籍

「LIFE SHIFT(ライフシフト)100年時代の人生戦略」

「WORK SHIFT(ワーク・シフト)」

これから働き方に対する考えが変わります。

「本業」と「副業」や「複業」について

コロナの影響もあり、いずれきたであろう未来が少し早くきた感じだと思います。

同世代やもっと若い人たちと話すと、「働く」や「仕事」という言葉の意味も変わってきている気がします。やたら「複業」「副業」という言葉も使われるようになりました。

何かやっている肩書きがあるほうが生きやすいため「コーヒー屋さんの人」をしていますが、「本業」「副業」という感覚はありません。

コーヒーを淹れる時間も、こうして文章を書く時間も、お金を払ってジムに行く時間も、畑の手伝いをする時間も、すべて、自分の人生です。

あえて「仕事」という言葉を使うなら、

・お金をいただいてする仕事

・お金を介さない仕事

・お金を支払ってする仕事

の3種類があるイメージです。

これらのバランスをとりながら生活できたらいいなと思っています。この「お金を介さない仕事」「お金を支払ってする仕事」の2つが結構大事だったりするのです。また、ぼくにとって「コーヒーと古本の仕事」に関しては、今のところ、この2つの感覚に近いのです。

 

久しぶりに少し長めの文章になってしまいました。そろそろ終わりにしておきます。

▼「駅と珈琲」の出店情報はこちら

https://www.instagram.com/ekito_coffee/

また更新します〜