今年、というか来年度から東温市でやりたいなーと思っていることのひとつが外国人を案内することです。
外国からの観光客がもっと来てくれてもいいのになー、と移住したばかりのときから思ってたので、、(あと、よく言われるので)案内というか、松山に来たら東温もあるよーと、とりあえず知ってもらえないかなと。
愛媛の外国人観光客の数は全国で37位だそうです。広島に来たら愛媛もあるよー、もまたしかりですね。
日本の田舎暮らしを体験したり、自然スポットを楽しんでもらったり、というのは東温市ぴったりだと思います。
そこで愛媛県国際交流協会のページを見ていると、こんなのがあったので勉強しに行ってみました。
一応、日常会話程度には英語はできるつもりなのですが、今回、外国人とのコミュニケーションやインバウンドなどを考えるときに英語よりも大事なのは日本語だという新しい気づきがありました。
訪日外国人の6割は英語より日本語のほうが話せる
2017年の訪日外国人旅行者数は、2869万人。
2018年は3000万人を越えたと言われています。
そして、世界の中で東アジアからの訪日外国人がいちばん多いのです。
訪日外国人とのコミュニケーション言語には
・英語(世界の共通言語)
・相手の母国語
・日本語
が考えられますが、どれであっても母国の人同士のコミュニケーションとは異なる配慮が必要。
そして、この中でいちばん大事なのが日本語。それも「やさしい日本語」です。
訪日外国人の6割は日本語のほうが話せるといいます。
つまり、多くの観光客は英語を母国語としない国から来られているのです。さらに、日本の文化や言葉にも関心があります。
英語を母国語としている観光客でも、「日本語が伝わった」という喜びを得たいもの。「いらっしゃいませー」を聞いて、日本に来たー!という感覚になると思うし、少しでも日本語を使いたいと思います。
自分の立場で考えても、旅先ではできるだけその国の言葉で話したいものです。そして伝わると嬉しい。
外国人に伝わる「やさしい日本語」とは?
やさしい日本語とは、外国人がわかるように調整した日本語です。
「易しい(easy)」と「優しい(gentle,kind)」 が合わさったもので、日本語能力検定でいうとN4(下から2番目)程度の外国人を対象に、待ち合わせができたり、自分のほしいものを伝えて買い物ができたりする程度の語学力です。
やさしい日本語ツーリズム研究会さんの動画をぜひご覧ください。
コミュニケーション言語を活用する態度
文化も話す言葉も異なる人とのコミュニケーションでは、語学力以上に「想像力」が必要だと思います。
相手の「日本語力や英語力=知的思考力」ではないので、しっかりと想像力を働かせて気配りのできる態度が大切だと、今回のセミナーを聴いて改めて感じました。
翻訳の技術はどんどん進化していて、やりとりをする上で外国語を学ぶ必要性は低くなってきているかもしれません。
けどやっぱり、相手を見て判断できるのは人間です。
必要であれば翻訳アプリなどのツールも使いつつ、相手に合わせたコミュニケーションのとり方が大事ですね。
▼こんなアプリも紹介されていました
(このボイストラすごいです・・・!)
英語や中国語を最近改めて勉強しなおそうと思っていたのですが、やさしい日本語も使えるようになりたいと思います。