昨年度は、東温市を知るためにいろんなとこ行ったり、参加したり、お手伝いしたり、お誘いはできるだけ断らずに、いろいろして、こうしてブログで発信したりしてました。
今年度は、昨年いろいろみて、この場所でこんなことあったらいいなーと思ったことをやってみました。
具体的にいうと、9月の「滑川どろんこサッカー大会」と11月(昨日)の「滑川 BOOK CAMP」です。
どちらも春にはやるって決めてて、いろんな人のご協力のおかげでなんとか形にすることができました。
どちらも「滑川地区」ですが、東温市の他の地区はすでに地元の人の力って大きくて、地域のお祭りもあって、きっかけさえあれば何かできる状態で、なんだかんだ保ってる印象です。
その点、滑川はとてもいい場所でいろいろ可能性はあるけど、圧倒的にマンパワーが足りてない。約60人の集落(たぶんもっと少ない)で、「滑川清流クラブ」っていう地元の組織もあるけど、6名だけで、実質は2〜3名が中心です。大きなお祭りもありません。そして若い人はほぼいない。
というわけで、今回のイベントや発信で少しでも力になれてたらうれしい。興味をもって関わってくれる人が増えたらなおうれしい。もっと他の地区との連携もできたらいいけど、そこは力不足でした。
イベント企画をしてみて思ったのは、正直自分は企画するより参加したいんだなーと。(前に立つのはほんとうに苦手で、できれば主催はしたくない)
どろんこサッカーも審判してたけど、ほんとはチーム参加したかったし、ブックキャンプも運営だったけど、ほんとはもうちょっとゆっくりお店みて本買ってゆっくり読書したかった。
そういう機会がこの地域なかったから、仕方なく?自分が企画するという流れになりました。というか、自分が「参加したい」と思うイベントじゃないと、運営なんてできないのかもしれません。参加したい人の気持ちがなんとなくわかってるから内容も考えれるし、集客もなんとなくできる。自分が考えたことで人が集まってくれたらうれしい。
利益度外視でもやってみたいと思えるイベントじゃないとうまくいかないと思う。実際、今回缶バッチとかつくってたくさんあげたので個人的には赤字です。(イベント自体は補助金なしでプラスだったので成功だと思っている。)
お金払っていっしょに楽しんだっていう感覚。たくさん協力してもらったので、そっちのほうが気持ちいい。そもそも損とか得とか考えるのがいやでこの仕事をしています。
イベントは一過性じゃいけないとよくいわれるから、そうならないためにできることは考えてるけど、個人的には一過性でもいいと思いはじめた。今いる地域の人たちがいま楽しむことがいちばん。それに、時代は変わるし、同じこと続けてもいけないと思うから。
そのときにあったおもしろいことを考えれる人が育つ地域になってほしい。自分がのんびり参加する側になれるように。