4月に新しくオープンした東温アートヴィレッジセンターで開催された舞台美術製作のWSに参加してきました。
※こちらです↓
(※未来の裏方さん発掘ワークショップ開催のお知らせ | 坊っちゃん劇場事務所からのお知らせ より)
前日にお会いした講師の辻内さんがとってもいい人だったのと(写真はちょっとこわそうですが・・)、あと舞台裏ってちょっと興味があり参加してみました。
東温アートヴィレッジセンターで箱馬づくりワークショップ
こちらの舞台の平台の下に使う「箱馬(はこうま)」というものを作りました。
材料の寸法を測るとこからです。
辻内さん曰く、この寸法を計算する作業に時間がかかり「これさえできれば、あとはできたようなもの」なのだそうです。
(たしかに、つくる作業はたのしかったです)
実は、箱馬がなんなのか、1寸とか1尺がどのくらいなのかもわかってませんでしたが・・・
講師の辻内さんが舞台製作の基礎を教える座学から始めてくださいました。
(ちなみに、1寸=3㎝くらい、1尺=6寸で303㎜、1間=6尺181.8mm)
板の厚さも考えなければならないうえ、1mmでもずれると歪んでしまうというかなり繊細な作業でした。
ふだん使わない頭を使いましたが・・
こういったアナログの作業ってたのしいです。
東温市内外から演劇に関わる方々も参加しました
参加者のみなさんは、東温市や松山市で劇団に入られている方も多かった?ように思います。高校生も参加していました。
演じる側の方たちは、あまり経験することのない仕事なのではないかと思います。
舞台製作の基礎講座も含め、約2時間程度のワークショップでしたが参加者のみなさん協力して、それぞれ完成させることができました。
なかなか貴重な体験でした。
久しぶりの物作りたのしかったです。
今回のワークショップで作成した箱馬は、実際に「シアター NEST」でも使用されるそうです。
舞台裏の仕事はおもしろいと思う
モノづくりの好きな方や舞台に興味のある方には、「舞台美術製作」ってすごくやりがいのある面白い仕事だと思いました。
実際に体験してみてもそうですが、なにより長年携わっている辻内さんがたのしんでおられるようでした。
ちょっと行政っぽい話になってしまいますが、「アートヴィレッジとうおん構想」ではこんな将来像を掲げています↓↓
本構想では、各種取組の推進により舞台芸術関連の「仕事」と「学びの場」を提供することで、全国から活躍の場を求めているアーティスト人材(役者・脚本家・音楽家・振付家・音響照明等の技術スタッフ・デザイナーその他関連人材)の移住、長期滞在を促進します。
さらに、これらの人材の活躍を積極的に情報発信していくことで、「東温市でクリエイティブな仕事ができる」というメッセージを全国に届け、まちの認知度向上や移住・定住につなげます。
また、本構想は、産業の側面からは舞台芸術を中心としたエンタテイメント産業の集積を目指すものであり、市内各地の豊かな自然環境を生かしながら魅力的なコンテンツ(楽しめる要素)をたくさん作っていきます。
そのため、本構想の各種取組を積極的に情報発信し、交流人口の拡大につなげます。
(※東温市 : アート・ヴィレッジとうおんより引用)
というわけで、「東温アートヴィレッジセンター」の宣伝でした。
ぼくもときどきスタッフをしているので、ぜひ足をお運びください!
▼シアターNESTこけら落とし記念公演
今週末(4/29・30)は、注目のこけら落とし公演ですよ↑↑
東京で数多くのミュージカルの演出をされており、今年東温市に移住された忠の仁さんが演出をつとめます。
(※詳細はリンクをご確認ください)