平成16年に旧重信町と旧川内町の合併により誕生し、平成29年9月21日をもって13年を迎えた愛媛県東温市。
"Toon city"という地名の表記が面白い。
と、たびたび話題になっている。
▼Twitter より
東温市のローマ字表記の「Toon city」はどことなく夢の国を思い出させるよね
— おいでよ今治 (@oideyo_imbr) 2017年9月19日
愛媛にさ、東温市ってのがあるんだけどローマ字表記だと
— 翆 (@htr_221) 2017年9月19日
toon Cityになるんだよね、どうしても「トゥーンシティ」って読んじゃう
愛媛県の東温市、Toon Cityと書かれるとトゥーンシティとしか読めない
— 名古屋の如才 (@tactfully28) 2017年9月18日
東温市、英語表記がToon Cityでちょっと面白い
— のーち (@meteonouchi) 2017年9月11日
松山の隣にある東温市。道路案内標識にはToon cityと書かれていて、凄くファンタジックな街なんだと思ってしまいます(^-^)夢があるなぁ♪
— Mr.ラブ・プリンセス (@MrLove_Princess) 2017年7月26日
東温(とうおん)市の道路標識のローマ字表記がToon Cityなの何回見ても笑う
— SUV (@suv032) 2017年7月17日
東温市(とうおんし)の英語表記が
— アヤさん@スパークQ52a (@kabochan8286) 2017年6月26日
「Toon City」だったんだけどどう読んでも
「トゥーンシティ」でトゥーンタウ◯の進化版に見える
地名の英語表記は謎が多いよなぁ。
東温市は「とうおんし」なんだけど、英語表記になるとアニメであふれた都市っぽくなる。 pic.twitter.com/pSBcF8l495
— 岡本一広 (@okamotokazuhiro) 2016年12月31日
たしかに、どう頑張っても外国の方からすれば「トゥーンシティ」としか読めないですね。
夢の国を思い出させる
ファンタジックな街・・・
東温市にはそんな場所もたくさんあるので、そっちに寄せていくのもありですね。
他にも、
アニメの街みたい。
これ利用して漫画で街おこししたらいいのに。
ト音記号とかけて、音楽の街にしたらいいじゃん。
などなど…
この土地で地域おこしの活動をしていると、 「とうおん、Toon という語呂を使ったPRをすればいい」という、いろんな意見をよく頂きます。
( ※こんなイメージでしょうか。splatoonより。)
たぶん、きっと、
東温市民の皆さんも、一度は考えたはず。
けど、特に思い切ってTOON推しはしてないようです。
TOON CITY という表記について改めて解説
なんでToonなの?Touonじゃないの?
東温高校は、Tohon って書いてあるけど…
と思われる方へ、改めて東温市の表記について解説します。
ローマ字表記に、ヘボン式と非ヘボン式があるのは、いつか習ったのではないかと思います。
こちらを参考に考えるとわかります。↓
(※出典:http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/02/2315/hepburn.html )
問題の「とうおん」を非ヘボン式で一音一音そのままローマ字にすると「TO U O N」となりますが、駅名、地名などの表記には、基本的にヘボン式が使われます。
ですので、「東(とう)」の部分は、「TO」または「TOH」となります。
どちらも正しいですが、駅名標などでは「H」を入れないようです。
ということで、「東(TO)・温(ON)」となります。
東温(TOON)という名前の由来
愛媛といえば、道後温泉が有名ですが、
道後温泉がまだ松山市に属していない頃、そこは温泉郡道後村と言われていました。
その道後村の東に位置していたのが、
現在の東温市にあたる、「久米村、拝志村、北吉井村、南吉井村、川上村、三内村」の6つの村でした。そして、これを東温6ヵ村と呼んでいた。
「温泉の東にある」ということでしょう。
そこで市の名前を公募したときに、昔からよく知られていた「東温」という名前が採用されたようです。
他にもたくさん候補があったそうですが、これだけ話題にしてもらえているので、東温市にしてよかったですね。
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ART VILLAGE TOON 構想
そんなTOON CITYでは、今年度4月より「アートヴィレッジとうおん構想」がスタートしています。
文化芸術を用いた「まちづくり」を推進する動きです。
こちらにマンガやアニメの要素が関わってくるかは分かりませんが、何かおもしろいことができたらいいですね。
※アートヴィレッジとうおんのFBページはこちら↓