TOON BLOG

2017年4月より愛媛県東温市に移住しました。

世界で活躍する振付家、舞踏家によるワークショップが東温市で開催されました。

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8月19、20日の2日間、

世界で活躍する振付家の石井則仁さんを講師に迎え、

愛媛県東温市初となる中山間部での「ダンスワークショップ&即興パフォーマンスライブ」が開催されました。

 

 

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こんな感じで2日間、盛りだくさんの内容でした!

(※講師の石井さんが1ヶ月前に事故るというアクシデントもあり…告知が遅れてしまったという裏話もありますので、知らずに来れなかった方お許しください。)

 

中山間部の拠点を利用したアートイベント

 

「アートヴィレッジとうおん構想」の一環として、地域おこし協力隊が企画した今回のイベントは、どれも東温市内の中山間部の拠点を利用して実施されました。

 

奥松瀬川にて、舞踏ワークショップ

 

1日目のワークショップは、社会人向けの舞踏ワークショップで、奥松瀬川地区の公民館を利用して実施。

 

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新しくできた拠点「ほっこり奥松」だけじゃなくて、小学校を改装したこんな立派な公民館もあるんです。

 

※開催地区「奥松瀬川」についての記事はこちら↓

www.toon-ehime.com

 

東温市内には、あまり有効活用されてない集会所や公民館がたくさんあるようなので、地区の住民の方々の理解を得て、こういったイベントに活用させていただければと思います。

 

ダンス経験者、演劇関係の方々、大学生、地元の方など約15名が参加し

ふだん意識することのない「脱力」をテーマにワークショップが行われました。

(舞踏のスタイルは、完全脱力がスタートらしい。)

 

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 2人組になり、片方が完全にパートナーに身体を委ねて動かしたり、、

 

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半眼(開いているようで開いていない、閉じているようで閉じていないような状態)で、周りの動きを確認しながら同調して、動いたり、、

 

ゆっくりとした動きのワークが多かったですが、

参加者の皆さん、慣れない動作に苦戦しているようでした。

 

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最後は音楽に合わせてカッコよく決まっていました!

 

 文化芸術について熱く語り合った懇親会

 

ワークショップ後の懇親会では、舞台製作関係、演劇やダンス関係者、ワークショップ参加者などが集まり、遅くまでワイワイ。

 お酒が入っていることもあり、みなさん熱く語られていました。

(気づけば、余裕で日はまたいでましたね^ ^;)

 

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地元の方々、行政の方々など、地域に直接かかわる方々の「地域をよりよくしたい」という思いと、外から来た人の「こんなことしたい」という思いをちゃんと腹を割って話すことは大事だと思いました。

 

中山間部で、こういった小規模でありながら、中身の濃い体験のできる場を作るのはとても意義のあることだったのではないかと!

また、こうした交流の場(飲み会)を設けることができたのもすごいことなんだと感じました。

 

子どものためのコンテンポラリーダンスワークショップ


こちらには、私用で見に行くことはできなかったのですが、

2日目、子供向けのワークショップは東谷小学校体育館にて行われました。


※以前紹介した、小学校です。

www.toon-ehime.com

 

子どもたちにとって、最新の高いレベルのダンスに触れられることは本当に貴重な体験だったことと思います!

 

古民家カフェにて即興パフォーマンスライブ!

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最終は、東温市河之内地区に今年度5月にオープンしたカフェkuromoriの中で「即興パフォーマンスライブ」が行われました。

 

お客さんも30人近く集まり、 

目の前で舞踏ダンスパフォーマンスを見ることができました!

カッコよかった!

 

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今回、東温市の地域おこし協力隊でありながら、シタール奏者ムーテンジンとしても活動する向井さんとのコラボ。

その場でしか味わえない独特の雰囲気でした。

どうやったらあんな身体の動きできるのか・・・

 

こうしたおもしろい企画も増やしていければと思いました。 

 

「アートヴィレッジとうおん」に向けて

 

東温市でなんかアーティストを呼ぶ動きがあるらしい。

坊ちゃん劇場のとなりがなんか新しく改装されるらしい。

 今回の場合も「なんかすごい人がくるらしい・・ 」ぐらいにしかわからない方がほとんどなのではないかと思います。

 

ぼくも関わっている立場のため、演劇や音楽の話はよく耳には入ってくるのですが、、

 

勉強不足もあり、それぞれの分野でのすごい人がどんな人で、どれくらいすごいのか全然わかりません。石井さんのことももちろん全く知りませんでした。

 

今回のような場合は、サッカーでいう「香川真司が小学校に教えに来てくれた」のようなものだと勝手にハードルを上げて解釈しております。

 

※石井則仁さんのプロフィールはこちら↓

norihitoishii.com

 

違う分野、全く関わることのないことを地域に持ってくるときは「なぜこれを行うのか?」ってちゃんと説明できることが必要ですね。

 

アーティストを誘致しての観光客集めのイベントではなく、こういった小規模でありながら地域と文化芸術が交わる小さな場をつくること。

少人数の人々に「よかったな」と思ってもらえるような活動をこつこつ積み重ねることも大事だと思いました。

 

というか、やっていきたいなと思える気がします。

 

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(イベント告知などやっています)

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