この仕事をするようになってからというもの(地域おこし)、写真をよく撮るようになりました。
その土地の魅力を見つけて発信する。
その際に、今の時代写真や動画は必須で、SNSサービスなどの利用は避けられません。
だから、「きれいだな」と思う瞬間や、心地よいなと感じた瞬間には自然とスマホに手が伸びる。(たぶん、多くの人がそうなってると思う。)
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「情報発信」について考える。
個人的に「情報」って聞きすぎてあまりいいイメージはなくって、、
けど、情報という言葉以外で表すのも難しいので使います。
「メディアリテラシー」って言葉、
ぼくが小学生のときにも習いました。
(情報を分別する力、受けとる力といったもの)
何が正しくて、何が正しくないのか
誰を信じて、誰を信じてはいけないのか
何が必要で、何が必要じゃないのか
情報が溢れかえったこの社会で大切なのは、「いかにして情報を集めるか」よりも「いかにしていらない情報を捨てるか」だと思っております。(ですので、ぼくはもう何年もテレビのない生活をしてます。)
芸能人の不倫とか、世の中ほんといらない情報がたくさん流れてますよね。
地方の課題となるのが、「情報発信」といわれますが、発信側としても、必要な情報、役に立つ情報など、それを求めている人にちゃんと伝えないとなーと思います。
情報は「情に報いる」と書く。
「情報」って、
もともとは、戦争で最前線にいる戦士たちに向けて、指揮官が「何を伝えるのがベストなのか」をとことん考えたのが始まりなんだそうです。
つまり、命懸けで戦っている大切な仲間にとって、何が一番助かる方法なのかを配慮しなくてはならない、ということ。
まさに「情(なさけ)に報いる」ってことなんですね。
愛情の「情」と、情報の「情」は同じ。
愛がない情報は「情報」ではない。
と、誰かが言っていましたが、発信する側は愛情を忘れないようにしよう。
人と地域をつなぐ「編集力」について
先日、全5回のソーシャルデザインスクールが終了しました。
最終回のテーマが「情報発信」でした。
(※講師をしてくださった泉谷先生のブログです。毎日更新されてます…!)
受け取った情報や経験を、どこへ、どのように発信するかを考察する。
情報に付加価値をつけたり、
伝わるように翻訳する。
そういった「編集力」なるものが大切。
そして、情報で重要なのが「誰が発信してるか」です。
スクールの最後に、自分の振り返りのワークをしたのですが、ソーシャルビジネスを考える上で(たぶん、どんなことにおいてもですが)、「なぜ自分がそれをするのか?」を問うことが必須。これが、このスクールで一番はじめに学んだことであり、一番大切なことだった気がします。
東温市の情報発信はどうする?
東温市へ「ヨソモノ」として移住してきました。
広報PRにも関わっているのですが、いちばんは地域の一人ひとりが情報を発信することだと思います。そうすることで地域の個性のようなものが見えてくる。
そして、東温では地域に熱い方々がたくさんいて、もうすでにいろんな発信がなされてます。
フェイスブックのタイムラインなどを見ていると、
「おー、こんなイベントあるのかー」
「え?こんなことやってんの?」
という地元の新しい情報がたくさん流れてきます。
各団体いろいろありますが、
とりあえず東温市のページでいろいろシェアされていますのでぜひ。
https://www.facebook.com/tooncity.ehime/
▼内容の発信だけじゃなくて…
学んだことをひとつ伝えておきます!
活動の情報発信をするときに、「実施した内容」ではなく、「その結果、何が改善され、どう変わったか?」「どんな価値が創出されたか?」を発信することが重要です。
こんなことしましたー
楽しかったー
すごいでしょー
っていう発信をしてしまいがちですが、
大事なのは「変化を発信すること」です。
でないと、一部の人が一部の人へ行った単なる美談に終わってしまい、「共感・シェア」がうまれません。
イベントの様子や実施した内容、結果だけでなく、その前後でどんな変化があったか(ありそうか)、社会にどんな価値を創出したか。
これから意識していきたいことです。