畑仕事をしたいなと思っている。
夏、汗だくになりながら草を刈る。
かんかん照りの太陽に照らされながら。
「暑いなー、暑いなー」といいながら。
先日、樒(しきび)の収穫の手伝いをしてきた。疲れた。作業後の冷たいお茶は、最高においしい。
※シキビとは、仏事に用いる植物のこと。柑橘系のいい匂いがする。こちらでは田んぼの近くによく栽培している。これで儲けている農家さんも多かったらしい。(シキミとも言うけどどっちが正しいかは知らない)
昨年の農園での生活を思い出した。
大変だったけど日々楽しかったなー。
肉体労働の快感は、何にも代え難い。
この感じを味わいたくて、田舎に来たんだなと改めて感じた。
畑がしたい。
野菜育てたい。
こんなこと思うのは、夏だからかな。
いや、去年の冬も思ってたか。
「農業したい」と若者がいうと、「そんなんじゃ食べていけない」という言葉をくれる大人がたくさんいる。
けど、勘違いしないでほしくて。食べていきたいなんて言ってない。稼ぎたいわけじゃない。説明はめんどうだからいつも「そうですよねー、そんな甘くないですよねー」と流す。
もう少し人生の中で「農」を大切にして、小さな暮らしを大切にしたいなと思う。「自然に寄り添う」という感覚を取り戻したいなー、と。
すべては難しいけど、できるかぎり農作物を自給して、やりたいことや得意なことで社会の役に立ちながら、収入を得るような生き方がしたい。
そんなこんなで、いろいろ考えていますが、畑はたくさんあるみたいなのでどこかで「土いじり」できればと思っています。